旅先・出先で婚姻届を提出するには??
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前提
- 提出時期 Jan.〜 Mar. 2022
- ロケーション 札幌市(本籍地でも居住地でもありません)
- 提出前から居住地は同じでしたが、世帯は別々でした
※ 本ブログは筆者の家庭事情にもとづく一例であり、皆様のご家庭に必ずしも一致するとは限りませんのでご了承いただけますようお願いいたします。
きっかけ
無事にパートナーに巡り合え、先日婚姻届を出すことができました。その報告を兼ねて、出張や旅行などの出先での婚姻届の提出からそのあとの手続きまでの経験を書きました。 実際に提出した際の気づきが主になります。
そのため、婚姻届の書き方・申請書類の書き方といいた基本的なものは割愛しているため、自治体のホームページ、婚姻関連のホームページ、ブログなどで婚姻届の書き方~提出について書かれているものと合わせて読んでもらえると嬉しいです。
これから婚姻届を提出する皆様の参考になりますように。
動き出す前にこれだけ抑えておけば!
私たち夫婦は、受理前/受理後ともに夫婦の本籍地、居住地でない札幌市にて婚姻届を出しました。そのため、似たような境遇の方向けの内容になります。
事前に東京の区役所で内容の確認をお願いしました。 記載内容と提出物についての説明を受けましたが、本籍地以外で提出する場合、どこの自治体で出しても提出物は変わらないように思います。 念のため提出先自治体のHPや担当の方に問い合わせるのが良いと思います。
提出書類
- 婚姻届(緑の紙ね!と言ってパートナーに笑われました)
- 戸籍謄本
- 身分証明書
提出時に必要なのはこれだけ!
To-do
- 戸籍謄本の入手
- 婚姻届の記入
- 新本籍地の決定
- 氏の決定
- 提出前の確認
- 提出 ★要注意
- 世帯変更の手続き(合併)
- 世帯主の決定
- 世帯変更(合併)の申請 ★要注意
- 名義変更祭!! ★要注意
ノート
1. 戸籍謄本の入手
まずは、戸籍謄本を入手することをお勧めします。なぜなら、婚姻届けの本籍地記入の際に悩まなくてすみます! 本籍って、番地だっけ?番だっけ?住居表示実施地域、未実施地域?ってなにという事態は避けることができます。 免許証にも書いてあった気がしましたが、2007年あたりから本籍地は内蔵ICチップに保存されており、本籍欄は空欄になっているそうです。
2. 婚姻届の記入
戸籍謄本を入手したら、いよいよ婚姻届を記入します。ムービーも取りました!
昨年(2021年)9月から婚姻届への押印は特に不要になり署名のみで申請できるようになりましたが、私たちは証人(父親)にも押印してもらいました。
印鑑あったほうが正式な書類にみえそうな気がしますし、ちょっと古い考えかもしれませんが、押印のときは緊張感があってよかったです。
婚姻届けの記載内容は多くの方がまとめていたり、自治体の記入例があると思いますので割愛します。
まだ戸籍謄本を入手しておらず本籍地の書き方(番地?番?)がわからない場合は、「居住地 住居表示実施地域」などで検索し、実施済みであれば「番」、未実施であれば「番地」となります。
3. 提出前の確認
出先で提出するため、記載内容の誤りは事前になくそうと、近くの区役所で事前確認をお願いしました。 区役所の受付で、「出先で提出したいので、事前に確認をお願いできますか?」と伝えたところ、快く・丁寧に確認いただけました。 ここでは、本籍と新本籍の記載に誤りがないかも確認いただけました。
次の2つが気になっておりましたので、質問させていただきました。
1つ目は、滞在予定のホテル(所在地?)がある地方自治体の役所に提出しないといけないと言った制約の有無です。例えば、港区のホテルに宿泊し、千代田区役所に提出したい場合も受理してもらえるかということです。
区役所の方の回答は、特にホテルのある地方自治体である必要はないとないとおっしゃっていました。後述しますが、私の場合は提出時に滞在先を確認されることもありませんでした。
その他の欄に、"所在地 hogehuga"と記入、またはハンコが押されて、所在地での受理がされるが、提出者側は特に気にしなくて良いとのことです。記入も不要とのことです。
2つ目は、受理後に名義変更された住民票を入手するのにどれくらいの期間が必要かということです。 出先で提出した場合、郵送にて新本籍地のある区役所などに通知がされるそうです。そのため、1週間くらいは名義変更された住民票を入手できないことが予想されます。
区役所の方の回答は、1週間から2週間後くらいには入手できるようになっていると思うので、それくらい期間を空けてから取りに来てほしいとのことでした。
役所により住民票を入手できるようになるまでの期間は異なるようなので、皆さんがお住まいの役所に確認することをお勧めします。
ただし、婚姻届を提出した際には、受理証明書を発行してもらうことができます。これを持って行けば、上の期間を待たずに名義変更された住民票を入手することができるとのことです。受理証明書の発行に1時間程度かかる可能性があるので、そこだけ考慮する必要がありそうです。
4. 提出
いよいよ提出に行きます!どこに出せばいいんだろうと役所をウロウロしている時から笑顔が溢れてきます。 混雑を予想して、朝イチで役所を訪れました。 事前確認してもらっているので、特に訂正などもなくスムーズに進んでいきます。 役所の方には、おめでとうございます!と受理いただき、記念写真も撮ってもらえました。 もっと淡々と事務的に進むのかと思ってましたが、嬉しかったです。
忘れることなく、受理証明書の発行もお願いしました。発行してくれる受付は別のところらしく、申請用紙を持って別の窓口に向かいます。 戸籍課と連携して、受理証明書が発行できるのは11:00(申請から2時間後)くらいになるとのことで、ホテルのチェックアウトなどを行いました。
5. 世帯変更(世帯合併)
婚姻届を提出したところで気が抜けますね。次は世帯変更(世帯合併)をします。 各家庭に世帯の在り方があると思います、だれが世帯主になるか・世帯を合併するのかなどです。 私たちは、会社の福利厚生なども確認の上、しばらくはパートナーに世帯主をお願しました。
ここで、気をつけるポイントがありました。
世帯変更の申請の届出人としては、
- 本人
- 世帯主または同一世帯の方
- 代理人(委任状が必要となります。)
と書かれていることがあります。
有休を取得していたパートナーに世帯合併の申請をお願いしたのですが、本人というのは合併される私なんですね笑
合併後の世帯主ではなく、合併される人が届け出に行く必要があります。
婚姻届を出したことで、気が抜けていて、うっかりしてました。
6. 名義変更祭
夫婦の氏は「私の氏」を選択しましたので、パートナーは有給休暇を取得し、銀行口座・クレジットカード・免許証などの名義変更に奔走しておりました。 また、共働きのため、会社にも届け出が必要でした。ホントに感謝です。
流れとしては、免許証の名義変更と本籍地変更を行った後に、会社関係の手続き、銀行・クレジットカードなどの名義変更を行うことを想定していました。
ここで、気をつけるポイントがありました。
免許証変更と会社への手続き用として、住民票は1通だけ準備していました。(1通発行するのに200円くらいかかりますし、1通あれば使いまわせるかと考えていました。)
しかし、免許証の本籍と名義を変更する際には、確認書類として以下の提出が求められます。
- 本籍(国籍等)が記載された住民票の写し(コピー不可)
使いまわしはできないので注意しましょう。
参考情報:警視庁 記載事項変更(住所、氏名、本籍(国籍等)の変更の方)
最後に
最後まで読んでいただきありがとうございました。 私たち夫婦が婚姻届を提出してから、手続きを終えるまでを記しました。 役所の方に質問すれば大体のことは教えてもらえますので、大きな不安ごとはなく進められました。 読みづらい部分や誤字脱字などがあったかと思いますが、初めてのブログ投稿ですので、今回はご容赦ください。
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